【愛知県】工場倉庫の改修工事の費用と相場を専門家が解説
はじめに
愛知県の工場・倉庫を管理されている、みなさまこんにちは。
おそらくこのブログを見ていただいているということは下記のようなお悩みを抱えていらっしゃるのではないかと思います。
「これまでに一度も塗装工事をしたことがないからどれくらいの費用がかかるのかわからない、、、」
「雨漏りする前に塗装をしなくちゃいけないけど費用がわからないからやっていない、、、」
「形がない塗装だからこそ信頼できる業者に適切な価格で工事をして欲しいけどどこに頼めばいいかわからない、、、」
実際問題、すでにお抱えの業者がいるけれども工事金額が適正かわからないという声や工事を依頼するけどそんなに融通が効くわけでもなく工事の質もあまり良くないから新しい業者を探したいという声をよく聞きます。
そんな方々に向けて今回のブログでは工場・倉庫に特化した改修工事専門店であるハヤテックが塗装の相場を解説いたします。
ぜひ、参考にしてください。それでは、早速本題に入ります。
そもそも工場・倉庫の改修工事って本当に必要なの?
工場・倉庫をされている方なら、改修工事は絶対に欠かせないメンテナンスです。これに関してはみなさんご理解されている場合が多いです。
しかし、これから塗装をしようと考えられている担当者の多くが何かしらの不安を抱えていらっしゃいます。ハヤテックに寄せられる声には
「本当に必要なの?」
「雨漏りや実害がないから、まだ必要ないのでは?」
「適正価格がよくわからない、、、」
これらの疑問に対して、はっきりとした結論を述べると、「改修工事・メンテナンスは絶対に必要である」ということです。
ただし、工場・倉庫の状況や過去に使用した塗料によって塗装をしなければいけないタイミングや塗装のグレードは大きく異なります。
改修工事の重要性が理解されにくいのは、通常十数年に一度しか行われないことが挙げられます。つまり、「改修工事」というサービスに触れる機会が極端に少ないため相場が分からないことが多いのです。
そのため、工場・倉庫の改修工事についての知識が不足しており、悪徳業者によって高額な塗装費用を請求される事例も少なくありません。もしくは、お抱えの業者に任せっきりで費用が高いのか安いのかわからないという方も多くいらっしゃいます。
ここではまず工場・倉庫の改修工事の目的を解説いたします。
ではまず、外壁塗装の目的を3つご紹介いたします。
保護と耐久性の向上:
- 改修工事は建物を様々な気象条件や環境から保護し、建物の耐久性を向上させます。日常では気づかないかもしれませんが、工場や倉庫は風や雨、紫外線に365日休むことなくさらされ続けています。適切なメンテナンスがなければ、外壁の劣化が進み、雨漏りのような深刻な問題を引き起こす可能性があります。
美観の維持:
- 美観は建物の外観に大きく影響します。外壁塗装は外壁の色や質感を保ち、建物を美しく保つ役割があります。企業イメージに影響を及ぼしますので塗装をするのであれば美観も意識して塗装の計画を立てることをお勧めしております。
劣化や損傷の予防:
- 外壁の劣化や損傷は建物内部に悪影響を与える可能性があります。適切な改修工事を行わない場合、雨水が侵入し、建物の基礎を腐らせる可能性があります。このような状況になると、高額な修理が必要となるケースもあります。したがって、適切なタイミングで適切な塗装工事を行うことが最終的にもっともコストパフォーマンスに優れています。
いかがでしたでしょうか?そもそも論である、「改修工事の重要性」はご理解いただけたかと思います。
次はこのブログの本題である「愛知県の工場・倉庫の改修工事の相場」について解説します。
愛知県の改修工事の相場を解説
それでは早速、愛知県で実際に施工した工場・倉庫の改修工事をベースにして相場に関して解説します。
工場・倉庫・事務所の改修工事には大きく分けて3つの施工方法があります。
1.外壁・屋根塗装・遮熱塗装・防水工事
2.各部塗装工事
3.雨漏り補修工事 ※板金工事含む
このそれぞれに関して詳細を解説いたします。
1.外壁・屋根塗装・遮熱塗装・防水工事(塗装工事とはどのような工事か?)
工事の内容
工場・倉庫・事務所の塗装工事とは、施設の外壁や屋根に対して行う塗装作業を指します。
これにより、建物の劣化防止や耐久性の向上、さらには美観の維持が図られます。
特に工場ではメンテナンス対応がされていない場合多く、折板屋根やスレ-ト屋根材などでは
屋根材の腐食・割れは勿論、ボルトの錆・腐食もかなり目立ちます。
美観や耐久性を高めるための塗装作業が主の目的が多いのですが、工場・倉庫・事務所では更に付加価値として近年の地球温暖化による気温上昇で夏場の温度上昇・電気代高騰に対しての省エネ対策として遮熱塗料をお勧めしております。
これにより、屋根表面の温度低減によるエアコン設定温度の変化・室内・作業環境の改善や電気代削減によるカ-ボンニュ-トルへの対応・施設の長寿命化が期待できます。
陸屋根と言われる平行な屋根に関しては防水工事が必要となります。
現在がどのような防水がされているかによりますが、状況にあわせて施工致します。
防水に関しては外壁・屋根塗装に比べて耐久年数が異なり、早めの保護が必要になります。
工事の相場
折板屋根 遮熱塗装な場合 ¥1.000.000~
スレ-ト屋根 無塗装の場合 ¥2.000.000~
2各部塗装工事(各部塗装工事はどのような工事か?)
工事の内容
建物内部の塗り床、建物内の鉄骨、内壁など内容と同じで耐久性・美観がメインになります。
直接雨・風があたるわけではありませんが、やはりメンテナンスを行わない場合は老朽化はすすんでいきますので耐久性を向上させるのが目的になります。
工事の相場
ウレタン塗膜防水 密着工法 ¥100.000~
3.雨漏り修繕工事※板金工事含む(雨漏り補修工事とはどのような工事か?)
工事の内容
工場・倉庫・事務所の雨漏り修繕工事は、雨漏りの要因となる建物の屋根や外壁・樋等の付帯部からの水の侵入を防ぐための作業です。経年劣化や素材の傷みを特定し、状況によって部分的なコ-キング補修及び塗装で保護できたりします。ただ、施工以外の部分は日時が進むにつれて痛みが発生することが想定され、修繕後に改めて雨漏りの発生が考えられ、一時しのぎになる可能性が高いです。
調査時に全体的な視点で見ると、屋根材のひび割れ・ボルト等の緩み・部材の破損等が進行していることが多いのが現状で、別箇所で雨漏りが発生することも考えられます。
工場・倉庫の屋根・壁は大規模の範囲であるため、雨水浸入箇所の特定がなかなか困難になる場合があり、雨漏り箇所・原因を正確に見つけ、修繕内容の提案をすることが重要です。
弊社は雨漏り診断士が5名在籍しており、チ-ムで状況を観察・検討しておりますので安易な報酬内容での提案は致しておりません。
状況によってはサ-モスタッド・ファイバ-スコ-プなどを使用し明確に雨漏り箇所の特定をしております。
工事の相場
コ-キング処理の場合 ¥20.000~
板金工事の場合 ¥40.000
ここではそれぞれの工事の相場と工事の特徴を解説いたしました。
ただ、ここで注意していただきたいのはこの相場というのはあくまで「目安」であるということです。工場・倉庫の劣化状況や扱う塗料、職人の人件費など様々な要因によって変動します。
ですので、実際に改修工事を行う場合には複数社で相見積もりをとって金額を比較することをお勧めします。
相見積もりをとった際には「工事内容」と「工事費用」をしっかり確認しましょう。明らかに安い見積もりが出てきた時にはほぼ間違いなく本来必要な工事内容を削ることで安く見せていると考えて良いでしょう。
適切な工事をしようと思うと、それなりの費用がかかります。改修工事業者もビジネスなので利益を確保する必要があります。そうなると、どう頑張っても激安にはできません。
適正な工事内容で適正金額を提示してくれているかは一般の方には難しいことです。そういった時には相見積もりを取った業者に直接見積もり内容の違いを聞くようにしましょう。
そこで適切に受け答えができない業者は避けておいた方が良いかもしれません。
一方で、しっかりした説明ができる業者は信頼に足ると思います。例え見積もり金額が高かったとしても安心できる可能性が高いです
おわりに
いかがでしたでしょうか?今回は愛知県の工場・倉庫における外壁塗装の相場について解説しました。
塗装に関して分からないことがあればぜひお気軽にお問合せください。もちろん、見積もり・相談は完全無料です。
無理な営業はいっさい行いませんし、なんなら「塗装の相場を知りたいだけでまだ塗装をするかどうか分からない」と最初にお話しいただければ業者の選び方や見積もりの比較の仕方をお伝えいたします。
この愛知県という地域で末長くお客様にお選びいただけるような塗装店を目指しておりますので、ぜひ塗装工事をご検討の際はお気軽にお声がけください。